読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

HARVEY SACKS (1972) On the Analyzability of Stories by Children #9

He studies the semantic and theoretical strategies by which speakers identify themselves or react to others, his analysis concentrates on the use of particular nouns or verbs such as 'mother,' 'baby,' 'shortstop,' 'baseball team,' 'hairstylist,' or activities such as 'crying,' 'doing fashions,' or 'having sexual problems,' which serve as markers of social relationships.

 

訳:彼は、話し手たちが、自分自身を同定したり、相手に対して反応を示したりする、言葉の意味や理論に関する諸戦略の研究をおこなっている。その彼の分析は、特定の諸名詞か諸動詞の使用に集中している。例えば、「母親」、「赤ちゃん」、「野球の遊撃手(ショート)」、「ベースボールチーム」、「ヘアスタイリスト」、または諸活動、例えば、「泣く」、「服や生活様式などの流行にのること」、「性的問題を抱えること」、など社会的諸関係において指標としてもちいられているものである。

 

メモ:'doing fashions,'が、いかなるものかわからないかった。おそらく、流行にのることだと思うけど。サックスの流行の分析なんてあるのかな。今度探してみよう。

HARVEY SACKS (1972) On the Analyzability of Stories by Children #8

But unlike the linguists, who in their concern with literary style tend to be concerned with texts per se, Sacks focuses specifically on verbal exchanges between speakers.

 

 訳:しかし、言語学者とは異なっている。文体論について関心がある言語学者は、テクストそれ自体に関心を向ける傾向があるが、サックスは、話し手間の会話のやりとりに特に関心を向ける。

 

literary styleがよくわからなかった。辞書で調べても文語体としかでてこない。文語体に関するがあるだと、古典の文章に関心があるという意味にもなるので、何か違和感があった。言語学と一緒にググると、文体論というものがヒットした。Wikiでみると文体論は、文章の社会的な形式や性質を研究する応用言語の分野のようだ。literary styleは、これを指している気がする。

https://ja.wikipedia.org/wiki/文体論

HARVEY SACKS (1972) On the Analyzability of Stories by Children #7

 Sacks deals with material on which linguists have also worked-the coherence of texts [how it is that sentences are heard as a connected text and not as an arbitrary list (Hassan 1968)] and the delimitation of semantic fields.

 訳:サックスは、言語学者も考えていた題材である、意味の諸領域の境界やテクストの一貫性の働き[どのように文が、気まぐれな一覧ではなく、関連したテクストとして聞かれるのか(Hassan 1968)]について論じている。

 

Hassanはたぶん下記の人だろう。

Ruqaiya Hasan - Wikipedia, the free encyclopedia

 

翻訳だと下記の2つがあるか。

https://www.amazon.co.jp/機能文法のすすめ-ハリデー-マイケル・アレクサンダー・カークウッド/dp/4469211699/ref=la_B004LQDRYK_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1473610352&sr=1-1

https://www.amazon.co.jp/テクストはどのように構成されるか―言語の結束性-言語学翻訳叢書-ハリディ-M-K/dp/4938669900/ref=la_B004LQDRYK_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1473610352&sr=1-2

 

言語学の用語や問題関心をわかっていないと理解しづらいな。

 

HARVEY SACKS (1972) On the Analyzability of Stories by Children #6

 There must, therefore, be implicit kinds of knowledge in terms of which this ability can be explained.

 訳:そのため、この能力が説明可能となる点から、それとなく示されるタイプの知識があるに違いない。

 

 implicitは、どう訳すべきなのだろうか。

辞書を調べると、暗黙や潜在的という意味があったが、あまりこれらのよくわからない言葉を使いたくなかったので、〈それとなく〉にした。

 

HARVEY SACKS (1972) On the Analyzability of Stories by Children #5

 The initial observation is quite like that of grammar: We understand sentences rapidly and unreflectingly in terms of relationships that are not overtly expressed.

 訳:初期の観察は、(次のような)完全に基本原理のようなものであった。私たちは、はっきりと述べられていない〈関係の論理〉の観点から、すぐによく考えもせずに文を理解する。

 

relationshipsは、ただ関係だと意味がわからないので、論理学の関係の論理だと思われる。

grammarも、文法だと意味がわからないので、基本原理とした。

 

「端的な理解」について、言っているのだろう。

 

 

HARVEY SACKS (1972) On the Analyzability of Stories by Children #4

 In the present chapter, which contains material to be incorporated in more detailed form in his book (Sacks in press), he develops a conceptual apparatus for the empirical study of the specific ways in which what Garfinkel calls practical reasoning is used in everyday discourse.

 訳:本章は、彼の著作(サックスの近刊)の中で、非常に詳細なタイプのもので、具体化された題材から成っており、彼は、(本章のなかで)、ガーフィンケルが、日常会話のなかで使用される実践的な推論と考える、その特有の方法に関する経験的な研究のために、概念的な装置を発展させている。

 

()は付け足した。

the specific waysは、エスノメソドロジーを指しているのだろう。

incorporatedを具体化と訳したが、イマイチしっくりこない。

 

HARVEY SACKS (1972) On the Analyzability of Stories by Children #3

 His research has been concerned with natural conversation, analyzed to discover how its structure and resources reflect speakers' social knowledge.

 訳:彼の研究は、自然な会話がテーマとされ、その組織や諸資源が、話し手の社会的知識をどのように反映しているのかということを、明らかにするために分析されている。

 

 natural conversationを自然な会話と訳したが、他に訳があるだろうか。日常の会話でもいいかもしれない。

structureもあえて構造ではなく、組織にしたが、うーーむ。